コロナの感染が始まってから私たちは感染の大きな波や小さな波を乗り越えてきましたね、そして今まさにまた大きな波がやってきているようです。

ウイルスの広がりが始まってからの生活はみなさんの心と体にどんな影響を及ぼしたでしょうか。
春夏秋を過ごしてコロナには感染していないにしても果たして皆さんの心と体の調子はどうでしたか？
学校は休校となり仕事は出勤から在宅へ、そしてお店は時短営業もしくは休業を余儀なくされましたね。外出自粛により日常の生活や休日の過ごし方までが激変してしまいました、しかも短期間のうちにです。
春には花粉症の人以外も常時慣れないマスクを着用するようになり、夏には熱中症の危険にさらされながらも汗だくになりつつマスクをしっかりつけて、感染予防のために頑張りましたよねぇ。今となってはマスクや消毒液が足りなくて半ばパニックになっていたことも遠い昔の事のように感じてしまいます。

いろいろなことを自粛せざるを得ない状況の中で私たちの気持ちも体も悲鳴をあげていたように感じます、ただウイルスの感染拡大が進行している中では決してやり場のない感情を表に出すことが出来ないような状況でもあったように感じてなりません。とにかく今の生活様式は「我慢」の一言に尽きるのではないでしょうか。

そんな中やはり「我慢」による弊害も生じてきたのではないかと思うのです。外出自粛による運動量の低下やそれにともなう体重増加も含めた体調の変化、そして巣籠りにも限界があり外で発散できないうっぷんはたまり放題、挙句の果てには「ＧＯ ＴＯ」で人やお金が動き出したかと思ったら感染者が急増し、さらに先の見えない不安によって気が付けばストレスによる体調の変化にも悩まされる結果になってきているのではないでしょうか。

運動量が減ることで筋肉量は減少し脂肪は増えます、そして筋力が落ちることでカラダを支える力が弱くなり、さらに心肺機能までも低下してしまえば疲労は溜る一方です。
精神面はどうでしょうか、ウイルス感染に対する不安、学業や仕事に関しての不安、日常生活までままならないような状況ではコロナと同じくらいストレスが私たちの生活を脅かしているように感じてなりません。そしてやがてストレスは何らかの形でカラダに現れるでしょう。
先の見えない不安は尽きません。しかしどうか予想もつかないような得体のしれない不安にカラダが負けないように自分のカラダは自分で維持していってください。カラダは自分の意志で変えられます、どうか前向きにとらえてカラダが元気でいられるように工夫してみてくださいね。必ずしも一人で実践するだけではなく第三者の手を借りる選択もしてみてください。
病気ではないにしても何か漠然としたカラダの症状はちょっとした工夫で解消できますよ。ちょっと気持ちを切り替えてちょっとカラダを変えていきませんか？